ロボティックアーム
ロボティックアームと言う商品名のおもちゃのようで、箱にはいって、おもちゃ病院に持ってこられました。
左側のグリップの部分にスイッチが3つあり、ひとつはアームの伸縮・もうひとつは右側の爪の開閉・最後のひとつは爪の中にあるランプの点灯をしています。
故障は爪の開閉ができないことでした。
爪の部分を分解してみました。
左下にモーターがあり上下の爪を開閉していますが、特にメカ的な故障はないように見えます。
ただ、動きをみていて気になったのは、真ん中にあるギアの部分で空回りしているような気がしました、が、これは後で勘違いとわかります。
今度はグリップの部分を見てみました。
上のオレンジ色の部分がアームの伸縮と爪の開閉のスイッチ、下のオレンジ(銃の引き金のような形のもの)がランプの点灯スイッチです。
アームの伸縮用モーターです。
写真ではよくわかりませんが、タコ糸のようなものでアームを伸縮させています。
この状態(一番縮んだ状態)だと爪開閉モーターとランプへの配線は、トグロを巻いたような状態で入っています。
手前が伸縮・奥が開閉スイッチ。
開閉スイッチの矢印の部分が接触していないのが、動作不良の原因です。
接点そのものはこわれていませんので、ラジオペンチで形を修正してあげると正常に動きました。
      

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