プリモプエル
勤務先の売場に乾電池を買いにおみえになった年配のご婦人が持ってきたぬいぐるみです。
「電池を下さい」と言うことだったのですが、どの電池なのか確認するために開けてみようと思いました。
お尻のところに電池ボックスがあるのですが・・・。
電池ボックスのねじ山が完全に消滅しています。
ちょうど月面のクレーターのよう、想像しにくければ蔵王のお釜のよう・・・。
ドライバーは全く歯が立ちません。
そこで、おもちゃ修理の活動をしていることをお話して了解をいただき預かってきました。
ドリルでお釜のふち正反対の側2ヶ所を崩して、マイナスドライバーでネジを回すことに成功!。
ネジが2.6φの小さいものなので、なかなか狙ったところにドリルの先が入らず苦労しました。
開けてみると幸いなことに電池も液漏れしていませんし、電極もきれいです。
同上
電池を入れてスイッチをONすると突然しゃべりだします。
いろいろいじってみたところ、少なくとも2枚の写真のところ4ヶ所にスイッチがあり、押す順序によっていろいろなパターンのメッセージが流れるようです。
昨日(12月18日)持ち主がおいでになり、電池を入れてお帰りになりましたが、聞くところによると現在の日付、時刻を入れられ、誕生日を入れておくと「お誕生日おめでとう!」、クリスマスには「メリークリスマス!」などのアナウンスが流れるらしく、いたくお気に入りのようでした。
      

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