しまじろうワークブック
 
「しまじろうワークブック」と書いてある音の出るおもちゃのようです。
病院の会場になっている福祉センターの職員の方のもので、「音が出ない」と言うことでしたが、もともと勉強の嫌いな管理人には使うところが想像できません。
本のようなものが2冊付いていますが、・・・??。
とりあえず観察してみると、左側に電池ボックス・電源スイッチ・スピーカー、と大きな部品が並んでいるので「こっちがメインだろう!」と思い分解してみると・・・、それしかありません。
で、気を取り直して反対側の右側を分解したところ大きな基板が出てきました。
この手のおもちゃにしては大きな基板です。
現象は「動かない」と言うことでしたので、電池の電圧から順番に行って、早速電源スイッチに行き当たりました。
表側の大きなスイッチレバーを動かすと、小さなスライドスイッチ(矢印)がON/OFFするようになっていますが、ここですでにトラブル発生です。
すでにここで導通がありませんので分解してみました。
その結果、このスイッチの接触不良ですが、かなり小さいもので手持ちで合うものはありません。
「どうしようかなぁ〜?」なんて考えながら、カチャカチャといじっていたら・・・、動かすたびに「カリカリ」と言う小さい音がします。
中に何か入っているんですね。
急遽エアスプレーで吹き飛ばして、接点回復剤を入れたら正常にON/OFFできるようになりました。
基板の上には6つのキーがあり、それぞれタクトスイッチが付いていますが緑のキーの戻りが時々悪いようです。
よく見たら、キーとその外側のボディの間に、これも何か入っています。
これもエアスプレーで飛ばしてOK。
もしかすると、ほこり等の多い環境で使われていたのかもしれません。
最後に「これってどうやって使うんだろう?」と勉強嫌いな管理人にしては珍しく興味が湧きました。
普通に考えると@のところにスイッチがあって差し込んだ本と開いているページを検出するのですが、それらしいカラクリはありません。
各ページをよく見ると右上にAのキー3箇所を押すように指示がありこれを順番に押すとそのページの絵に対応した問題が出題されるようになっています。

「なるほど!なるほど!」久しぶりにひらがなと数字のお勉強をしました。
    

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