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左手を押すと体を動かして歌いだすおもちゃだそうですが、いつからか動かなくそうです。
左手の中にスイッチがあるのはすぐにわかりましたが、電池も正常、電極もさび付いてはいません。 |
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背中に電池ボックス(単三×4)をしょっていましたので、そこからメカを取り出すべくぬいぐるみの部分を開いていきました。 |
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メカを前から見たところ。
ちょうど胸の辺りにスピーカーがあり、左手のスイッチに行く線が出ています。 |
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メカの部分を後ろから見たところです。
頭も動くのかと思いましたが、頭は固定のようです。 |
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先ほどのリード線のところです。
つなぎ目で導通をみましたがスイッチを押しても導通はありません。 |
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電池を入れてワニ口クリップでショートしてやると動きでします・・・、ということで、スイッチ又はそこまでのリード線が原因、と決定!。 |
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左手のスイッチのある辺りを開いてゆきます。 |
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スイッチが出てきました。ガーゼのような薄い布の袋に入っています。上から触れた感じでは正常なようです |
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袋をはずすとさらに小さなビニールの袋に入っていますので、これもはずします。 |
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スイッチを引き出したいのですが、間違ってリード線を抜いてしまうと入れるのが大変そうなので、後ろにコードを取り付けておきます。 |
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スイッチはこれです。
スイッチそのものの動作はOKです。
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と言うことで、原因はリード線の断線のようです。
腕の付け根のところで縫いこまれていて線が通るスペースが非常に狭くなっていましたが、新しい線を左手の方から胸に向って通します。 |
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胸のところで接続して、スイッチにも接続。
スイッチは元どうりに戻します。
これでメカ的には修復終了です。
なかなか陽気な動きをする楽しいおもちゃです。
後は依頼主のお母さんにぬいぐるみ部分を縫い直していただくようにお願いいたしました。
この辺がおじさんドクターの弱点です、Hi。 |
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